院内ブログBlog
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若い人のなかには、人ごとのように思っている人もいる〈歯周病〉。でもじつは、10代で約50%、30代で約80%の人が罹患している、身近な感染症なんです。岩城先生に話をうかがったところ、「徐々に代謝が落ちてくる30〜40代になると歯周病が進行しやすくなります。それに、歯周病は女性ホルモンの影響を受けやすいので、妊娠・出産を迎えて女性ホルモンが多く分泌される30代の女性は、とくに注意が必要なんです。妊娠中に歯周病になると、低体重児出産や早産になる可能性が高くなってしまうんですよ。さらに、歯周病は口の中だけでなく、全身の健康とも深く関係していて、糖尿病とは相互関係があるといわれています」とのこと。歯の関係だけでなく、体全体の健康を左右するといっても過言ではない歯周病。いつまでも健康な歯と体でいるために、毎日のケアと定期的なチェックで、歯周病を予防しましょう。
□ 歯みがきをする際、出血することはありますか?
□ 歯ぐきの腫れは感じられますか?
□ 口臭は気になりますか?
□ 喫煙はしていますか?
□ 歯と歯の間に物が詰まりやすいですか?
□ 歯並びは気になりますか?
□ 歯のぐらつきは気になりますか?
□ 食事後、歯みがきをしないことはありますか?
□ 歯科医院には、具体的な症状がないと行きませんか?
□ 糖尿病などの全身疾患はありますか?
〈評価〉チェックの数が1〜3個:軽度、4〜6個:中等度、7〜10個:重度