院内ブログBlog
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皆さまこんにちは、歯科衛生士の五反田でございます。
都内も大寒波が押し寄せ、当院付近も雪がちらついてまいりました。
交通状況や転倒される方もいらっしゃるのではないかととても
心配です。
今月は雪の予報の日があるようですので外出の際は十分にお気をつけください。
本日は細菌についてお話させて頂きたいと思います。
むし歯も歯周病も細菌感染症です。
当院では初診時に患者様のプラークを採取し位相差顕微鏡にてプラーク中の細菌を確認していただいております。
口腔内が清潔に管理されている方の細菌は数も少なく動きもゆっくりです。
比べてむし歯、歯周病に罹患されている患者様の細菌は数も多く動きも活発になります。
大人の口のなかの細菌はよく歯を磨く方で1000〜2000億個、あまり歯を磨かない方では4000〜6000億個、ほぼ歯を磨かない方で1兆億個といわれております。
むし歯、歯周病の治療を行い改善されると劇的に細菌数は減少致します。
当院では歯周病の治療後、唾液を採取し外部機関にて細菌数が減少しているかを確認しております。
先日定期健診に来院された患者様が健康診断で血液検査を行ったところ白血球の数が多く、担当のお医者様に口腔内に問題があるのかもしれないと指摘を受けご来院されました。
歯周病の検査を行ったところ確かに歯肉に炎症がみられました。
磨き残しであるプラーク中の細菌が毒素を出し、歯肉に白血球が集まり細菌と戦い、炎症をおこしていました。
定期的な健診(クリーニング)にてむし歯、歯周病の早期発見を行うことで歯の健康寿命をのばしていきましょう。
高齢の患者様が8020を達成され日々美味しくお食事ができるのは健康な歯のおかげ、と仰っているのをお聞きすると健康な歯の大切さを実感しております。
サポートさせて頂きますので宜しくお願い致します。