院内ブログBlog
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皆様こんにちは。歯科衛生士の西川です。
先週から雨が続き寒くなりましたが、皆様体調はお変わりございませんか?
本日は歯周病についてお話させていただきたいと思います。
皆様歯周病という言葉はよく耳にするかと思いますが、歯周病とはどのようなものなのかご存じですか?
一昔前は歯槽膿漏と言われておりましたが、近年では歯周病た呼ばれるようになりました。
日本人の成人の約8割は歯周病に罹患しているとも言われており、また歯を失う原因で1番多いのがこの歯周病です。私たちにとって1番身近な病気である歯周病ですが、一体どういうものなのか?虫歯とはどう違うのか?
軽く説明させていただきたいと思います。
まず皆様もよくご存知の虫歯ですが、これは歯の病気です。歯に残った食べかすやプラークを餌にする最近によって歯の表面が溶かされる病気です。
虫歯は黒くなるので目に見えてわかりやすいですし、痛みも出てきますので皆様歯医者に治療に行かれる事でしょう。
しかし一方歯周病というのは、歯茎とその周りの組織の病気で、こちらは目に見えてわかりづらくまたほぼ痛みを伴わずにどんどん進行していってしまいます。
歯周病というのは、歯と歯茎の隙間に空気を嫌う細菌が繁殖し、それが原因で歯茎に炎症を起こしたり、その最近がどんどん奥へと侵入していき、歯を支えている骨の組織を破壊してしまう病気です。
歯を支えている骨がなくなると、歯茎はどんどん下がっていき、次第に支えがなくなってしまった歯がグラグラしてくるようになります。
そして、この一度失われてしまった骨は二度と再生することはありません。もうグラグラになってしまった歯は治らないのです。
ですので、そうなってしまう前にお口の中に細菌を増やさないよう、日々の歯磨きなどの口腔ケアや、定期的な歯科医院での健診が必要となりますので、少しでも気になられた方は早めの歯科受診をオススメ致します。
担当:西川