院内ブログBlog

2023.01.26
虫歯について 2023.1.26

お知らせ

皆様こんにちは。歯科衛生士の西川です。

とても寒い日が続いておりますが、皆様体調などお変わりないでしょうか?

本日は虫歯になりやすい食生活についてお話させていただきます。

皆様虫歯という言葉はよく耳にすることがあると思うのですが、では虫歯とは一体どういう状況なのか?
口の中の糖分をミュータンス菌などの虫歯の原因菌が酸に変え、その酸によって歯の表面のカルシウム分が溶けだします。この状態を脱灰といい、脱灰が進むと小さな穴があきます。これが虫歯です。

人の口の中では常に唾液が流出しており、この脱灰を防ぐために汚れを洗い流したり、溶けだしたカルシウムを修復したり、脱灰が行われないよう口の中を中性に戻す働きがあります。
食事や糖を含む飲み物やおやつを食べると口の中は酸性へと傾き、そして酸性になると脱灰が起きやすくなり歯が溶けだしてしまいます。そして約40分かけて唾液が口の中を中性へと戻してくれます。

どういう事かと申しますと、水やお茶以外の食べ物や飲み物を口にするとその後40分間はずっと虫歯になりやすい状態が続くということです。
例えば12時に食事をし、12時半にまたケーキを食べたとするとそこからさらに40分間虫歯になりやすい状態が続くのです。

ですので、食べ物や飲み物は時間を決めて摂るようにし、ダラダラ食べたり飲んだりしないようにすることと、食べたり飲んだりした後は必ず歯磨きをして頂くというのが虫歯の予防には重要ですので、これを機に食生活見直してみてはいかがでしょうか?

気になる事がある方は歯科医院を受診下さい。