院内ブログBlog
院内ブログBlog
皆様こんにちは。歯科衛生士の西川です。
すっかり暖かくなり梅の花が咲き始めましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は歯石についてお話させて頂きます。
歯石(しせき) とはプラーク(歯垢)が石灰化して硬くなったもの。 歯石は歯磨きで除去することは出来ず、歯科医で定期的に除去することが必要となります。 不十分な歯磨きのため、プラークが長期間、歯の表面についているとき、唾液に含まれるカルシウムやリン酸がプラークに沈着して(石灰化)、石のように硬くなったものが歯石です。
個人差はありますが、プラークはおよそ2週間で歯石となります。
歯石そのものは、う蝕(むし歯)を引き起こしませんが、歯石の表面がざらざらしているので、そこに細菌が増殖し歯周病を引き起こします。
歯石の除去には、そのもととなるプラークをつかなくするための毎日のブラッシングが肝心ですが、少しでも取り残すとそこから増えますので、正しい歯磨きでプラークを完全にとることとが必要です。お口の中から、100%完全にプラークをなくすことは困難で、数か月程度でたいていの方には歯石が沈着してきますので、歯医者で定期的に歯石除去(スケーリング)することも効果的です。
気になられた方は是非歯科医院での検診をお勧め致します。
担当:西川