院内ブログBlog
院内ブログBlog
皆様、こんにちは。
コンシェルジュの早川です。
皆様は、母子伝播をご存知でしょうか。👶🏻
これはお母さんが持っている細菌やウィルスが胎盤や産道、母乳を通じて胎児や新生児に伝播されることを言います。
その伝播にはお口の細菌も含まれています!
特に、むし歯菌のひとつであるミュータンス菌は、感染する時期が遅ければ遅いほど、子供のむし歯予防に繋がります。
なので、この時期にしっかりお母さんの口腔内ケアをすることが大切です!🦷🪥
生まれてくる赤ちゃんにはむし歯菌はいません。
お母さんや周りの大人の唾液から移ってしまうため、口移しで食べ物をあげたり、味見したスプーンをそのまま使ったりは、赤ちゃんの将来の歯の健康のため避けてくださいね!
乳歯は生え変わるから大丈夫と思いがちですが、
ミュータンス菌は歯がなくても定着してしまい、
歯が生えてからは住み家ができるのでより定着するのです。
乳歯の奥歯が生えてくる1歳から3歳くらいの間が、もっとも母子感染しやすい時期です。
2歳前にミュータンス菌に感染すると、その後のむし歯が重症化しやすくなるといわれているため、
いかに早期にミュータンス菌の伝播を予防するかが、重要なのです❗️
お母さん自身の歯の健康と、生まれてくる赤ちゃんの歯の健康のため、ご自身での毎日のケアと歯科医院での定期的な検診も忘れないでくださいね👶🏻🎶