院内ブログBlog
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当院では、より良い歯科治療を提供するために、2024年2月にデジタル口腔内スキャナー「トリオス5」を導入しましたのでお知らせします。
トリオス5とは、歯型を取るときに、従来の粘土のような型取り材(印象剤)を使わず、口腔内をデジタルスキャンするだけで歯型取りが完了する機器です。
従来型の口腔内スキャナーと比べて多くの改善点があり、より快適で衛生的な型取りが可能です。
・粘土のような型取りが苦手
・より精度の高い治療を受けたい
・治療時間を短縮したい
・より精密な歯科治療を受けたい
・小さい初期むし歯も見つけたい
※本数が多い場合の型取りでは従来の方法が必要になる場合もございます。
※自費治療でのみ使用可能です。
光を当ててスキャンするだけで歯型データが取れます。今までのようにドロドロとした粘土のような型取りの材料を使用しないため、型取りの際の患者様の苦しさなどの負担を軽減できます。
お口の中をスキャンするスピードはとても速いため、これまでのように「しんどいのを我慢して、固まるまで待つ」時間を大幅にカットでき、治療時間が短縮されます。
毎秒約2000枚という膨大な数の画像を撮影し、それらをつなぎ合わせて3D画像を生成します。そのため非常に精度の高いスキャンデータが得られます。
このデータをもとに作られた被せ物や詰め物は精度が高く、患者様の歯にぴったり合うため、長持ちさせることにもつながります。
初期のむし歯は、視診やレントゲンでは見つかりにくいものです。しかしデジタルデータ上でははっきりと色が変わって表示されるため、早期発見、早期治療につなげることができます。
一定期間保管したあとは破棄することもある従来の歯型模型と違い、スキャンした患者様の詳細なデータはデジタルデータとして保存できます。
モニターに映して患者様に詳しく説明できるほか、治療前と後でのデータの比較も容易です。
清潔を保ちやすいデザインで、先端部分は滅菌処理ができます。そのため衛生管理を徹底することができます。
滅菌が困難な部分には使い捨ての専用スリーブを使用するため、院内の交差感染のリスクを減らせます。