院内ブログBlog
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皆様こんにちは。
コンシェルジュの早川です。
急に涼しくなり秋めいてまいりましたね🍂
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日は、親知らずについてです🦷
まず親知らずとは、人間の口に生えてくる最後の奥歯のことを指します。一般的には17歳から25歳の間に生えてきます。
皆様はなぜ親知らずが生えてくるのかご存知ですか。
人類の進化と食生活の変化に深く関係しています。昔の人々の食事は硬いものが多く、しっかりと食べ物を噛むことで顎が発達していたため、多くの歯が必要でした。しかし、現代の食生活は柔らかいものが多く、顎があまり発達しなくなり、顎が細い人が多くなったことから、親知らず(第三大臼歯)はそれほど必要ではなくなりました。
その上、親知らずがまっすぐに生えることが出来ず、抜歯が必要になる人が多くなりました。
親知らずが生えてくると下記のような様々な問題が発生します。
・歯並びの乱れ
スペースが足りないため、他の歯を押しのける
・虫歯や歯周病
一番奥に位置するため、歯ブラシが届きにくく、磨き残しが多くなって虫歯や歯周病のリスクが高い
・痛みや腫れ
不完全な生え方や埋伏歯の場合、痛みや炎症が起こる
・異常な生え方をする
横向きや斜めに生えることがあります。歯茎に埋まったまま生えてこない埋伏歯の場合もあり、埋伏歯は他の歯を圧迫して歯の根を傷つけ痛みや感染症を引き起こすことがあるため、抜歯が必要になることが多い
親知らずに問題が起こることを予防するためには、定期的な歯科健診と正しい方法での歯磨きが重要です🪥✨🦷